2017年1月28日土曜日

カングーのAT修理その1

ご無沙汰してます。日月夜です。
今回は昨年末に中古車で販売したカングー1 1.6のやり残し作業のレポートです。

遠い昔はトゥインゴを乗っておられ、その後カングー1.4を購入。
12万kmを超えお金が掛かりそうな雰囲気を出して来たカングー1.4から乗り換えて頂きましたお客様のカングー1 1.6です。

納車整備でAT修理...。
たまに有ります。センサー交換の簡単な物からAT交換の重い物まで。

今回の症状はエンジンが温まって1時間位走ると停車する時にギアどこに有るか分からない状態になります。

通常は走行中に信号が赤に変わって4速から3速、2速、1速と変って行くんですが
このカングーの場合、2速から1速に変わる時に途中で引っかかり、ニュートラル状態になります。
数秒後に大きめのショックと共に1速になったり、発進しようとしてアクセルを踏むと突然1速に入り大きなショックと共に発進する症状になります。

この症状の場合はATミッションを降ろしてシムを交換する事になります。

シム?:簡単な説明をすると、この部品はパーツ間の隙間を調整する部品です。

なぜ交換するのか?
AT内部のクリアランスが悪くなる為シムを交換して適正に状態に戻します。
簡単に説明するとこんな感じです。


補記類外してミッション本体へアプローチ



もう少しでフレームが外れます。


これが外れたフレーム。





無事ATミッションが降りました。



ATカバー(赤い部品)のパッキンと中央にある円形の輪っかみたいなのが
シムです。

新しいシムとダメになってるシム。
見た目じゃ何がダメなのか分からないけど
削れて薄くなったりしてるのかな?



バラして交換終了
あッヤバい!
バラした所を撮り忘れた!!!!



今度はさっきと逆の手順で載せて行きます。



後はバッテリーとか積んで行けば終了です。


正味1日半で終了しました。
これでもう変速ショックは治りました!

これで安心快適に乗って頂けます。

カングーAT修理その2に続く。
(早めにアップしないと....)

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