2016年4月9日土曜日

ルノーのオートマトラブルについて

皆さんご無沙汰しておりました。
久しぶりの日月夜です。
投稿しよう投稿しなきゃと思いつつ忙しさにかまけてサボってました。
ルノーに携わり現場一筋20数年...。皆様のお役に立てる様に、これからはなるべくブログをアップする様にします。


今回はルノーの4速AT(タイプDP0)のトラブルのお話です。

このタイプのオートマはルーテシア2から採用されました。
今でもデカングー1.6まではこのATを採用してます。
搭載車種はルーテシア2・3
メガーヌ2
セニック1・グランセニック
ラグナ2
カングー1・2
と多彩です。

こんな症状の時はここを疑って下さい。
1:寒い日でエンジンが温まっていない時(始動後約10分以内)
にシフトアップした際にゴンッと大きめのショックを感じた後
AT警告灯が点灯して3速固定になる。
2:逆に真夏の炎天下(溶ける程暑い時)の渋滞時等にゴンッとショックを感じて
その後AT警告灯が点灯して3速固定になる。

3:急な坂道を上っている時(負荷が掛かっている時)に
AT警告灯が点灯して3速固定になる。

4:シフトダウンしていき2速から1速に落ちる瞬間にゴンッとショックが来て
AT警告灯が点灯して3速固定になる。


こんな症状でお悩みのあなた!
日月夜があなたの悩みを解消します!

エンジンルームの中(AT本体の写真)ですが
狭くて見えないですよね...

上の写真のパーツが悪の元凶!

オイルパンを外して上の写真のパーツを交換!

これまた狭くて作業状況が写りません....。

悪の元凶のマブチモーターの様な部品を交換すればゴンッゴンッゴンッ!
と煩わしい3速固定からは開放されますよ!

3速固定で走行するとATに負担が掛かるので3速固定になった場合は
エンジンを切ると一時的に回復します。
それでも頻繁に3速固定になる場合はこの部分を疑って下さい!

3速固定でお悩みの方は
専用のテスターで点検すれば故障箇所は殆ど特定出来ますので
一度ご相談下さい。

これからブログを頻繁に更新する日月夜でした。



2 件のコメント:

  1. はじめまして
    私はオーストラリアに住んでいます。グラン セニックを持っていますが同じような問題があります。もし出来ればこの悪いパーツの名称とパーツナンバーを教えていただきますか。

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  2. ルーテシア2諸湯、全く記述の通りのトラブルあり。 
    修理可能でしょうか?

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